エンゼルス大谷翔平投手(27)が30日(日本時間5月1日)、敵地ホワイトソックス戦に「4番DH」で出場。4打席で快音がなく、4試合ぶりの無安打に終わった。チームも今季初の完封負けで、連勝は6でストップした。
悪天候が予想された試合は、5回を終わって2本塁打で得点したホ軍がリード。エ軍攻撃中の6回途中、激しい降雨のため、1時間1分の中断を挟んだ。両軍にとって集中力を維持するのも簡単ではなかった。結果的に、エ軍は3番トラウト、4番大谷、5番レンドンのクリーンアップトリオが無安打と沈黙した。
大谷は開幕後の4月を打率2割3分6厘、4本塁打、11打点で終了。打撃3部門とも昨年(2割8分3厘、8本塁打、19打点)に比べるとスロースタートとなった。前日の4号ソロから2戦連続で4番に起用したマドン監督は、トラウトの好調さを一因に挙げ、「大谷をプロテクトできるのはトラウトだけだが、トラウトをプロテクトできるのも大谷だけ」と説明。連敗が止まった一方で、あらためて2人の相乗効果に期待していた。4月は2位に2・5ゲーム差の貯金6と好発進。首位固めの5月に向かう。(シカゴ=四竈衛)
▽4月30日の日本人大リーガーはエンゼルス大谷翔平、カブス鈴木誠也、パイレーツ筒香嘉智の3人が4番で先発出場した。日本選手3人が同日に4番スタメンは史上初めて。これまでは2人が最多で、松井秀と福留が2度、大谷と筒香が4度あった。
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