プロボクシングWBA世界ミドル級(72・5キロ以下)スーパー王者・村田諒太(帝拳)が16日、帝拳ジムの公式ホームページでIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)について言及。「ゴロフキンがトレーニング・キャンプを再開したって海外のニュースで挙がったそうですが、正直なところあまり動向は気にしてないです。何をしてるか調べたってしょうがないことだし、もし毎日遊びまくってるっていうならそれも面白いですけど、そんな訳はないですからね(笑)。毎日しっかり練習してるのは当たり前だし、こっちはこっちで4月に照準を合わせて調子を上げて行くだけです」(原文ママ)などと述べた。
日本時間のこの日、ゴロフキンが自身のSNSでトレーニングキャンプに戻って来たことを報告。「4月上旬に予定されている村田諒太との統一戦の日程がまもなく発表されることを期待している。2022年は日本に言って、『もっと大きな何か』を手に入れることを楽しみにしている」などとつづった。
昨年12月29日、さいたまスーパーアリーナで予定された村田とゴロフキンとの統一戦は、新型コロナウイルスの新変異株の影響で延期となっている。村田は現在、スパーリングを行っているが、同時に午前中にはフィジカル・トレーニングを実施する日も設けている。
「まだ4月の試合まで1ケ月以上あるので、筋力的なものは落とさない方が良いと思うし、怪我(けが)しないのが前提ですが、まだしばらく取り入れて行くことになると思います」という。
これまでは、試合前にスパーリングをスタートさせると、よりスパーに集中するため、フィジカル・トレは封印してきたという。だが、「今の(フィジカルの)メニューは筋反応とかそういう部分のものが多く、今回は4月に試合があるとしても3月終わりまでは続けて行こうかなと考えています」という。
「減量も節制しながら少しずつ落として行って、本格的な減量は最後の2週間が勝負だと思っているので、少なくともそ