アスリートのためのイノベーションとパーパスをもって、スポーツを前進させ続けてきた「ナイキ」。今年50周年を迎える「ナイキ」が提唱する、“コミュニティを重視したスポーツのあり方”や、スポーツが与えてくれる幸せ、メンタルケアなどについて、女性のエンパワーメントへの関心も高いELLEgirl UNIの高瀬真奈さんにインタビュー。スポーツを通じたコミュニティの大切さや喜び、ハッピーな未来について、素直な思いを語る!
「スポーツ後は自然とポジティブな気持ちになり、心と体は繋がっていると実感」

――日常ではどんなスポーツを楽しんでる?
毎日必ず行うのは、ストレッチですね。毎朝、犬と散歩に行くタイミングで、散歩コースにストレッチができるポイントを組み込んで、ルーティーンにしています。坂や階段など、効果的にストレッチができる場所を探しながら歩いています。ランニングは週1くらいかな。私にとってランニングは、瞑想に近い感覚。普段インプットが多くて、考え続けちゃうタイプなので、モヤモヤした気持ちを切り替えたり、脳内をクリアにする手段として取り入れます。あとはスノーボードも好きで、この冬は7回ほど行きました!
――無理をせず、長く続けるための秘訣は?
前はジムでハードなトレーニングをしたり、ストイックに走っていた時期もあったんですが、頑張りすぎると結果を求めちゃって、ストレスを感じることも多くて。今日調子悪かったな、とか、距離走れなかったなって自己嫌悪に陥ったり……。でも日常生活に組み込んで、“無理せず楽しもう”とヘルシーな心でスポーツに向き合うようになったら、ボディラインが前より引き締まったんです。スポーツをした後のスッキリした顔を見ると、自然とポジティブな気持ちになるし、心と体は繋がっているなって実感します。「コミュニティ=居場所を作れるのは、スポーツの醍醐味」

――スポーツを通して得られるコミュニティは、高瀬さんにとってどんな存在?
もう一つのファミリーって感じかな。スポーツを通して得た仲間には、自然と心が開けるというか、安心感が芽生えやすい気がします。私は中学1年生から18歳まで、ジャズダンスを習っていたんですが、女の子チームだったので、思春期のあれこれや、女性ならではの体の悩みなどは、チームメイトに相談することが多かった。
――自ら積極的にコミュニケーションをとるタイプ?
私はこういうお仕事をしていながら、意外とコミュニケーション下手です(笑)。会話を重ねるよりも、スポーツを通して純粋に楽しい気持ちを共有する方が、ピュアな気持ちで相手に接することができるのかもしれません。例えば、スノーボードで一緒に滑った小さなお子さんと、共通の話題がなくても「楽しかったね!」の一言で通じ合えたり。その意味では、共通の意識で一緒に盛り上がれるスポーツ観戦も大好き。幅広い世代の方々と交流できて、自分のコミュニティ=居場所を作れるのは、スポーツの醍醐味のひとつだと思います。人生を豊かにしてくれますよね!「強く影響を受けたのは大坂なおみさん」

――高瀬さんが憧れる、ロールモデルは?
プロテニス選手の大坂なおみさんです! 数年前、大坂さんが大胆なブレイズヘアで試合に出場したのを見た瞬間、「あ、それでいいんだ!」って衝撃を受けて。メイクもファッションもとことん楽しむ姿など、私の価値観を変えてくれた存在です。メンタルヘルスについて問題提起したり、ご自身の影響力を理解してオープンに発信している点も、学びたいポイントですね。輝いている側面だけじゃなく、私の弱みやコンプレックスをシェアすることで、勇気を持ってもらえる人がいるかも、と気がつきました。
――“スポーツをすると幸福度が増す”と言われますが、実感したことはある?
自分だけの目標を定めて、それが達成できたとき、確実に自信になりますよね。ジャズダンスを習っていたとき、発表会が多かったんですが、実は私、人に見られるのが大の苦手なんですよ。周りより下手だなとか、チームメイトに迷惑かけてないかとか、練習中、不安に思うことも多かったけれど、発表会というゴールに向かってやりきる過程に、たくさんの学びがありました。自分を知ることで成長に繋がるし、自己肯定感も上がったと思います。「スポーツにおけるジェンダーの壁を取り除きたい!」

――大好きなスポーツを通して伝えたいメッセージは?
自分がやりたいと思えば何でもできるから、思い切って挑戦しよう!ってことかな。私も意識的にスポーツを取り入れることで、ボディラインが変わったり、ヘルシーな心を保つことができて、色んなことに積極的にトライできるようになりました。行動すればなりたい自分に近づける。まさに私も今、実践している最中です。
そしてもう一つは、女の子たちがジェンダーに囚われず、自由にやりたいスポーツを選択できる環境になってほしい、ということ。中学一年生のとき、純粋に「サッカーやるの、かっこいいじゃん!」って思って、女友達と一緒にサッカー部に入ったんですが、そもそも私たちが入る前まで「男子サッカー部」って名称で。入部後も男の子とは違う練習メニューを与えられたり、試合に出場する機会が少なかったり、挙句にはマネージャー的扱いをされたり……。
さらに残念だったのが、周りの女の子たちからも「え?なんでサッカー部?」って不思議そうに言われたこと。途中から疎外感を感じるようになって、結局1年くらいで退部しちゃいました。悔しいですよね。「それっておかしい」って声を上げられる時代に最近ようやくなってきたと思うので、意識を変えられるメッセージを発信していきたいです。「新しい挑戦にワクワクできる空間を作るのが夢」

――スポーツコミュニティを活性化させるために、将来手がけてみたい夢は?
アートとスポーツが融合したアミューズメントスペースを地元・山梨県に作るのが夢です。私、「ナイキ」のインクルーシブデザインを取り入れたスポーツパーク“TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART”に行って感動したんですよ。いるだけで楽しいし、自然と体を動かしたくなる素敵な空間だなって。
スポーツに興味がある人だけでなく、休むだけでもいいし、アクティブに過ごしてもいい。同時にアートも体験できたり、“何か新しいことに楽しく挑戦してみよう!”と発信できる場所を作ってみたいです。私にとってアートは、スポーツと同様、自分を表現する手段のひとつ。陶芸をやったり、絵を描いたり、スポーツとクリエイティブ活動の両立が、自分らしさかなと思います。
――この春、新たにチャレンジしてみたいスポーツは?
フットサル! 周りでは男性しかやっていないイメージが強いので、女の子チームを作って集まったら楽しそうだなって。チームメイトは年齢に関係なく、言葉が通じない人もウェルカム。私と一緒に始めようって気軽な感じで、初心者の方とか、何となく運動したいと思っている方に、勇気をもって声をかけたいです!「この春はハッピーなカラーミックスや柄物に挑戦したい」

――今日の撮影で着用した「ナイキ」のウェアの感想を教えて!
普段スポーツウェアはブラックがメインで、色を選ぶ機会がほとんどなかったんですが、春らしいピンクのブラトップにテンションが上がりました。ハッピーなカラーミックスや柄物とかにも挑戦してみたいです。デイリーでもスウェットにコートを羽織ったり、ジャケットとブラトップを合わせたり、スポーツミックスな着こなしが多いので、本日着用した軽いアウターとのコーディネートも今すぐやってみたいです!
【PROFILE】
高瀬真奈/モデル
1999年生まれ。山梨県出身。SNSで美容やトレーニングの情報を発信し、支持を得ている。プライベートではスノーボードやランニング、フィットネス、ダンスなど、さまざまなスポーツを楽しむ。オーガニックコスメとフードの理念に共感し、現在勉強中。
—-
ブラトップ¥4,400/ナイキ、パンツ¥6,820、スニーカー¥11,000/すべてナイキ スポーツウェア(ナイキ カスタマーサービス)アウター¥24,200/エミ アトリエ(エミ ニュウマン新宿店)ピアス 右 ¥8,800、ピアス 左 ¥15,400、ブレスレット各¥4,400/以上アルティーダ ウード ジ アナザー ミュージアム、その他/スタイリスト私物
ー
問い合わせ先
ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77
引用元:https://www.ellegirl.jp/egpr/pr-stories/g39339593/f-nike-manatakase2022/