
女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)専属モデルの嵐莉菜さんが5月8日、大阪市内で行われた初主演映画「マイスモールランド」(川和田恵真監督)公開記念舞台あいさつに登場。今作では、嵐さん扮(ふん)する主人公・サーリャの父親や妹、弟役を、嵐さんの本当の家族が演じており、「撮影前は家族に見られるのが恥ずかしかったんですけど、完成したものを見て、実際の家族の空気感が出ていました。家族の宝物になりました」と語った。
舞台あいさつには奥平大兼さん、藤井隆さん、川和田監督も登壇。川和田監督は、嵐さんの家族を起用した理由について「嵐莉菜さん(の主演)が決まって、家族役をオーディションする中、莉菜さんを一番引き出せたのが本当のお父さんだった」と明かした。
「マイスモールランド」は、第72回ベルリン国際映画祭で、日本作品で初めてアムネスティ国際映画賞・特別表彰を授与された。日本で育ったクルド人の女子高校生・サーリャと、日本人の少年・聡太(奥平さん)の交流が描かれる。サーリャは、同世代の日本人と変わらない、ごく普通の高校生活を送っていた。だが、在留資格を失い、これまで当たり前だった日常が一変。アイデンティティーに悩みながらも、聡太との出会いをきっかけに成長していく……というストーリー。
引用元:https://mantan-web.jp/article/20220508dog00m200026000c.html