ロレックスの新作も実機を見ることができました。おー、よかった。新作発表のときに見逃してしまうと、今度いつ見ることができるのか、わからないですからね。
さて。最初のご紹介は、いちばんの話題作。「オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ」です。
最大の特徴は、ケース左側にリュウズを配置したこと。なお、雑誌やwebでは「レフティ」という表記を多く見かけますが。正式には、ロレックスは「レフティ」とはいっておらず。特に「左利き用」ということではないとのこと。
また、左リュウズは以前にも「デイトジャスト」や「チェリーニ」などでは存在していたそう。「GMTマスター Ⅱ」では初とのことです。
では、この左リュウズの新作は、どんなモデルなのか。やはり雑誌やwebでは「意味がない」とか「必要ない」とか、そんな記事を散見しますが。しかし、それは実機を見てないから、なのじゃないかしら。
実機を実際に見て触れば、そんな考え自体が意味がないことがわかります。写真で見ると、見慣れないため、飛び道具的にも思えますけど。でも、いたって普通で、ロレックスならではの控えめな感じが、まったく違和感がない。
そして右腕に着けたときに馴染むのはもちろん、左腕に着けるのもよい感じ。個人的な感想ですけど、福田はダイバーズなどでは、大型のリュウズが手首に当たるのが好きではない。なので、この左リュウズは左腕に着けるのに最適、と思ったわけです。どうせリュウズを操作するときは腕から外しますから、手首側にリュウズがなくても困らないんですよね、実際には。
左リュウズ=ムーブメントを通常とは天地逆に搭載、というのにあたり、精度検査の工程も変更したというのもポイント。さすがロレックス、妥協は一切ないのですね。
グリーン×ブラックのベゼルも目を引く特徴。このカラーリングは「GMTマスター Ⅱ」では初の組み合わせ。これ、かなり本気で欲しいです。