チームラボのアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2022年7月15日(金)から11月6日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。
御船山楽園の大自然を舞台にしたアート展「チームラボ かみさまがすまう森」
開催8年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展。300万年続く自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、長きにわたる自然と人との営みの軌跡と、長い時間の連続性を表現する。
「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」
たとえば「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影した作品。映像は池に浮かんで進む小舟とともにインタラクティブに変化していくのが特徴で、魚たちは浮かぶ小舟に集まったり、逆に小舟が動き出せば避けていったりと、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。その魚の群れの動きはカラフルな軌跡を描き、やがて一つの作品が描かれていく。
「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」
実際の巨石を使ったインスタレーション作品「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」も注目の展示の一つ。巨石を仮想の三次元空間に立体的に再現し、そこに落下する水の動きを粒子間の相互作用でシミュレーションするこで、無数の水の粒子の連続体からなるデジタルの滝を表現した作品だ。
御船山楽園の自然を活かしたインタラクティブな作品群
このほか、高さ約5.5mの巨大な苔むす岩に、地域の様々な花々が咲いては散っていく「増殖する生命の巨石」、御船山楽園の桜ともみじの森が、自律しゆっくりと明滅する様々な光と音色に包まれる「夏桜と夏もみじの呼応する森」など、御船山楽園の自然を活かした計20作品以上が展示される。
御船山楽園ホテルのサウナ「らかんの湯」も
また、“今行くべき全国のサウナ”ランキング「サウナシュラン」で3年連続グランプリを獲得した御船山楽園ホテル「らかんの湯」が楽しめるのも、本展の魅力の一つ。3トンの薪と2.5トンのサウナストーンを用いた、日本最大規模の薪サウナ(男女兼用)が体験出来る。
開催概要
「チームラボ かみさまがすまう森」
開催期間:2022年7月15日(金)〜11月6日(日)
会場:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
【問い合わせ先】
御船山楽園ホテル
TEL:0954-23-3131