豊富な使い方があることで知られるヴァセリンには、まだまだ知られてない使い方がいっぱい! 意外なパーツのケアやメイクに役立つ5通りの使い方をご紹介。(フロントロウ編集部)
ヴァセリンの使い道の豊富さは想像以上
カサつきが気になる唇やヒジ、ヒザ、そして顔など全身に使える保湿アイテムであるヴァセリン。保湿のためだけでなく、メイク落としや靴ズレの防止、衣服による摩擦の軽減、日焼け後のケアにも使えるため、家に1個あるだけで何通りもの使い方ができることでも知られている。
そんなヴァセリンには、まだ知られていない使い方がたくさんあるという。知っておけば役に立つ、ヴァセリンの意外な使い道を5つご紹介。
香水の香りを長持ちさせる
近年海外のSNSで注目を集めるヴァセリンのハックが、香水を塗る前に下地として塗っておくこと。そうすることで、通常よりも香りが長持ちしやすくなるのだとか。
化粧品化学者のロン・ロビンソン氏は、「手首や首にヴァセリンを少し塗っておくと、乾燥によって香りが蒸発するのを防げるため、香りの寿命を延ばすことができます」と米Allureで説明。肌を保湿するヴァセリンの働きが、香りを長持ちするのに役立ってくれるという。
眉メイクに活用
海外の多くのメイクアップアーティストがオススメしているのが、眉毛のメイクに取り入れる活用法。使い方は少量のヴァセリンを取り、スクリューブラシなどでブラッシングするだけ。
そうすることで眉用のジェルやポマードのような役割を果たして、毛流れをキープできるそう。しかもヴァセリンはほぼ透明であるため、仕上がりはいたって自然。すっぴんだけれど眉毛だけは整えたいときにも取り入れることができる。
アイシャドウの発色をアップ
目元にアイシャドウをのせる前にはアイシャドウ下地などを使うことが多いけれど、その変わりにヴァセリンを使えば、ぐんと発色をよく見せられるという。
このテクニックでは、アイシャドウの前にごくごく少量のヴァセリンをアイホールにのせ、その上から通常通りアイシャドウをオン。たったそれだけで発色がアップするとは信じがたいけれど、実際にこの使い方を試したという美容エディターのデボン・アベルマンは「まるで魔法みたいに鮮やかに発色してびっくりしました」と語っている。
リップスクラブのベースにも
ヴァセリンは、手作りのリップスクラブの材料としても活躍するアイテム。ヴァセリンを使ったリップスクラブにはさまざまなレシピがあるのだけれど、今回は米Vaselineの公式サイトで紹介されているつくり方を紹介。
使うのは手持ちのヴァセリンと、ブラウンシュガーもしくはココナッツシュガーなどの砂糖。この2つを1:1の割合で混ぜ合わせるだけで手作りのリップスクラブが完成。お好みでアーモンドオイルなどのオイル類などをプラスしてもいいそう。
パウダーコスメと混ぜればリップが完成
パウダータイプのチークやアイシャドウと混ぜれば、即席の色付きリップに変身させることもできる。
米Refinery29によると、ヴァセリンにチークもしくはアイシャドウをブレンドするだけで、好みのカラーのリップが簡単につくれるという。ただしパウダーに含まれる着色剤によっては唇が荒れやすくなってしまうこともあるため、異変を感じたら使用を中止することも大事だそう。
ヴァセリンはドラックストアなどで数百円から販売されているので、持っていないという人はぜひゲットして、色んな使い方を試してみて。(フロントロウ編集部)