Art2022年12月3日Banksy がウクライナに現れた7つのグラフィティを巡る映像を公開0Shares 覆面アーティストが7つの壁画はすべて本物と認める 覆面アーティスト Banksy(バンクシー)は、戦火のウクライナでに現れた7つの壁画の中で、がれきの山の上でバランスを取る体操選手のグラフィティについては本物であることをこちらでもお伝えしていたが、これに続き11月17日(現地時間)に更新されたBanksyの公式『Instagram』の動画で7つの作品すべてが彼の手によるものと確認された。 View this post on Instagram A post shared by Banksy (@banksy) 7つの壁画は、首都キエフ、イルピン郊外、ボロディヤンカの町など、ウクライナのさまざまな場所に出現しており、いずれも最も大きな被害を受けた場所となっている。ここ数週間、この覆面アーティストがウクライナにいるのではと推測されていた。映像は、現地入りして制作準備を行っているシーンから始まり、剥がれ落ちそうな壁紙に描かれた立派な髭を蓄えた男が入浴しているシーン、ガスマスクをつけカーラーを巻いた女性が消火器を持っている様子の横には焦げた窓、首にコルセットを付けた体操選手が、穴の空いた壁の上でリボンを振って演技をする様子、がれきの山の上でバランスを取る体操選手、対戦車障害用の金属物をシーソー代わりに使う2人の子供、そして“男根”が描かれた落書きをミサイルに見立て書き足したと思われる装甲車、最後にロシアのプーチン大統領に似た男性が少年と柔道の試合で床に投げ出される様子を描いたものが登場。これら7点全てのグラフィティはウクライナの現状と攻撃を仕掛けているロシア側を風刺したものとなっている。 リンク元