とにかく高い、セレブたちのバンドTシャツ着用率。自身が思い入れのあるバンドの1枚を着ているのだろうけど、よく見ていくと、アメリカ出身とイギリス出身バンドの2派閥があることがわかってきた。
アメリカはゴリゴリなメタルなどマッチョなハード系、イギリスはパンク、プログレからネオアコっぽいものまで、いろいろミックスされているスタイル。どんな音楽が好きか、なんてところからセレブそれぞれの個性が見えてきそうなだけに、彼らのバンドT選びから目が離せない!
アメリカ出身バンドTカート・コバーン
[ニック・ヴィオール]
Nick Viall
カートが亡くなる前年、1993年に「MTV アンプラグド」の収録で撮影された、あまりにも有名な横顔フォト。そのプリントを存分に主張するために全身淡い色でまとめたコーディネートがカートへのリスペクトを感じさせる。
メタリカ[ジョー・マンガニエロ]
Joe Manganiello
1990年発売の『イン・ヴァーティゴ・ユー・ウィル・ビー』のジャケT。映画『目指せメタルロード』に出演してるだけに、メタル好き!?
オブセッション
[デイヴ・グロール]
Dave Grohl
音楽家のデイヴはヘヴィメタT。2000年代前半に’80sのメタルヴォーカルたちとコラボした名残か!?
ミスフィッツ
[リーヴァイ・ミーデン]
Levi Meaden
メタリカもカバーした「ダイ ダイ マイ ダーリン」のジャケT。
メガデス
[シャイア・ラブーフ]
Shia LaBeouf
1992年のアルバム『破滅へのカウントダウン』ジャケを大胆に!
デッド・ケネディーズ
[ジョナ・ヒル]
Jonah Hill
横乗り感満載の映画『mid90s』で初監督したからか、〈シュプリーム〉もコラボした『トゥードランクトゥーファック』のジャケTを愛用。
ラット
[ジャスティン・セロー]
Justin Theroux
1987年のツアーT。古着っぽいけど、51歳の彼ならギリリアルタイムか!?
マイナー・スレット
酒やドラッグなどをやらない“ストレートエッジ”を提唱したバンドのTシャツにセックスピストルズが隠れているのは皮肉!? 描いたのはメンバーのジェフ・ネルソン。3520円(マンハッタン・プロジェクト)
ミスフィッツ
有名バンドがカバーするなどして再評価され、再結成したミスフィッツ。バンドのアイコン的クリムゾンゴーストを迫力サイズで。3520円(マンハッタン・プロジェクト)
ガンズ・アンド・ローゼズ
デビューアルバム収録の代表曲をフィーチャー。数あるガンズTでも珍しいデザイン。5390円(グッドロックスピード/グッドスピード)
イギリス出身バンドTクイーン
[スティーブ・カジー]
Steve Kazee
あの「ボヘミアン・ラプソディ」を収録したアルバム『オペラ座の夜』のリリースに合わせて行われた1975年のツアーTを着用!
X・レイ・スペックス
[ギャヴィン・ロスデイル]
Gavin Rossdale
パンク好きのイギリス人ミュージシャンが選んだのは同国出身パンクバンドのヴォーカルの顔プリントT。
ピンクフロイド
[チェイス・クロフォード]
Chace Crawford
1973年の傑作『狂気』のジャケ写をモチーフにした1枚。褪せ感もヒストリーを感じさせる。
ザ・スミス
[ジェームズ・フランコ]
James Franco
活動期間は約5年ながらイギリスで伝説となったバンドTを選択!
ザ・フー
[ピート・デヴィッドソン]
Pete Davidson
過去の恋人に大物が並ぶモテ男が着たのはバンドの音楽性もデザインもサイケ感がある1枚。
クラッシュ
[コーディー・シンプソン]
Cody Simpson
自身の楽曲とはテイストが違うものの、もしかしてロンドンパンクへの憧れアリ!?
ザ・フー
伝説のウッドストック出演から3カ月もたたないうちに開催されたボストン・ティー・パーティでの公演ポスターをプリント。6380円(カウンシルフラット1)
ザ・スミス
’80sのイギリスを席巻したザ・スミス。ヴォーカルのモリッシーがインタビュー出演した映画が昨年日本でも公開されて話題に。プリントは1986年発表の「ビッグマウス・ストライクス・アゲイン」のジャケ写を採用。6380円(カウンシルフラット1)
クイーン
1980年の“ザ・ゲーム・ツアー”Tをリプロダクション。古着のように褪せた黒が雰囲気あり。5390円(グッドロックスピード/グッドスピード)