1000万人以上のフォロワーを持ち、瞬く間にその名を広めたTiktokクリエイター、景井ひな。ファッション界をはじめ各界から注目を集めるようになった今、SNSとは彼女にとってどんな存在なのか。デジタルネイティブな次世代アイコンが、そのリアルを語る。10の質問に即答するスペシャル動画もチェックして!
「今の私からSNSをとったらなにもないので、SNS=私なんじゃないかなと思います」
景井ひなが友だちとノリでTikTokを始めたのが、2019年。その後フォロワー数は国内女性1位となり、21年ついに1000万人を突破した。クリエイティビティあふれる投稿と発信力は彼女自身の活躍の場を拡大し、モデル、そして女優デビューを飾るにまで至った。自らの明日を開拓し続けるSNS界の女王は、どこまで進化を続けるのか。
── TikTokの投稿で大事にしている、自分ならではの表現は?
まだ世間では流行していないけれど、今後海外でも日本でも流行ってきそうだなと思うものをいち早く取り入れています。ただ海外ではバズるけど、日本では「それってありえないよね」ということだったり、逆に日本でしかバズらないような動画は、自分なりに世界共通で共感できるような表現の仕方を考えて、アレンジを加えたりしています。
── SNS は景井さんにとってどんな存在?
私自身。SNSがなかったら今ここにもいなかったわけですし、今の私からSNSをとったらなにもないので、SNS=私なんじゃないかなと思います。
── SNSをとっても「景井ひな」という存在が残るために、今後やっていきたいことは?
ずっと憧れていた、ファッションモデルのお仕事を続けられたらいいなと思っています。同時に中学校の劇で主役を務めたときから、演じるって楽しいなと思っていました。最近は、そんな大好きなお芝居のお仕事もできるようになってきているので、今後は女優としても頑張りたい。自分で限界を決めず、幅広くなんでもやっていける人になれたらいいなと思っています。
── 最近ハマっているファッションは?
3年ほど前から、かわいいし絶対に流行ると思っていたルーズソックスをずっと履いているのですが、まったく流行る気配がなかった。それが最近ブームになりかけてきているので、「やっときた!」と思っているところです。
── 「日本一」の称号はどう響いていますか?
こうやってメディアの方に取材いただけるようになって、「ああ、そうなんだぁ」って思うくらいです(笑)。フォロワーの方たちの数字が伸びても、私の私生活はなにも変わっていないので。ただ、最近は忙しくさせていただいていることで、趣味で始めたゲーム配信などができなくなってしまっていて。SNSから出てきた私のいちばんのウリは親近感だと思っているのですが、最近その親近感がなくなってきていて寂しいと、ファンの方たちに言われることが多い。だからもっと力をつけて、例えば地方でイベントをやってファンの方たちに直接会いに行けるよう、頑張りたいなと思っています。10の質問に答える動画もCheck!
Profile
景井 ひな/TikTokクリエイター、タレント
1999年、熊本県生まれ。2019年3月にTikTokを本格始動。9 カ月で 100 万人フォロワーを達成。以降モデルや俳優など活動 の幅を広げ、21年 10月からは初の連続ドラマ「顔だけ先生」に 出演。TOKYO FM「GIRLS LOCKS!」4週目を担当するなど、 多岐にわたり活躍の幅を広げている。
https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/the-ones-to-watch-hina-kagei